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ステンレス電解研磨 溶接焼け取り さび、汚れ取り 及び 材質の簡易判別 不動態技術

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技術に関するQ&A

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【Q8】 不動態化と孔食試験の結果は?

2012/07/09

不動態皮膜が破壊され、活性化すると孔食が発生します


【写真11】孔食試験セット【解説】

 不動態化処理の重要性については前述の通りですが、その効果の判定や立証の手段については、専門的過ぎて一般には判りにくく、その啓蒙、普及の妨げとなっています。

 そこで筆者は先に、誰にでも、どこででも、非破壊的で簡単に不動態皮膜の有無や良否を判別出来る測定器ステンチェッカー(特許製品)を開発、普及を計って来ましたが、更に焼け取りや不動態化後の試験片に対し、その効果を立証するため、JISG0578に制定されている孔食試験法に準拠した簡易な試験法を活用しています。
※【写真11】参照 
その内容は、10%の塩化第二鉄溶液中に一定時間浸漬放置後引上げて水洗するだけでよいのですが、時間を2時間と規定しています。また試験片の表面の油分や異物は除去しておきます。塩化第二鉄水溶液は、試験の都度新液を用います。JIS法では試験片は水平に置くと規定されていますが、簡易法では容器の関係から垂直状にセットします。

 不動態皮膜が強固であれば孔食の発生はなく、また逆に皮膜が破壊されて活性化していると、その表面に無数の孔食が発生、浸漬時間や活性化の程度に応じて孔の大きさと数、発生の位置に変化が認められます。また試験片を切断した時のシャーリングの影響で、端面に孔食が発生することがありますが、この様な箇所の孔食は評価の対象から除外します。また同様に切断した購入したままの試験片を同時にテストし、処理、未処理を比較するとよいでしょう。

 





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