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ステンレス電解研磨 溶接焼け取り さび、汚れ取り 及び 材質の簡易判別 不動態技術

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技術に関するQ&A

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【Q6】 電解式溶接焼け取り除去や表面処理法とはどんな方法ですか?

2012/07/03

溶接焼け取り表面処理法は、電解時の陽極反応を利用して溶接焼けを取り表面処理する方法です



Q6-A2-dengen-256-167 .jpg【解説】

  電解溶接焼け取り除去や表面処理するには、【写真7】に示すように電源器、電極とモップ、及び中性塩電解液(酸性電解液)を用います。溶接焼け取り(脱スケール)を行うステンレスに、電源器(機)の出力側のクリップ付コード(陽極)を接続、もう一方の一極には、電極を取付けた電極グリップを接続。電極にはモップを被せ電解液を含浸します。溶接焼け(スケール)の表面を軽くなぞるだけといった簡単な操作で完了です。あとは水洗又はぬれ雑巾で拭き上げて下さい。


Q6-A2-fuzoku-184-161.jpg 電解溶接焼け取り除去や表面処理法を電解液の視点で大別すると次の2種類があり、中性塩電解式溶接焼け取り法を筆者が初めて市場化して以来、四半世紀以上経過した昨今は、電解式溶接焼け取り法は劇毒な酸洗(硝フッ酸)に代わる溶接焼け取りとして広くご愛用され、この種の作業に女性オペレーターが増えるなど、昔の酸洗作業の悪いイメージを全く払拭して業界内に広く普及して来ました。



1)中性塩電解溶接焼け取り表面処理法  

 無機中性塩の水溶液を電解液とし、直流の陽極反応を利用したもので、比較的薄板(約10㎜以下)のステンレス(SUS)溶接焼け取り表面処理法として次の特徴がある。

(1)中性塩電解溶接焼け取り表面処理法は、中性で全く安全、しかも無害
(2)溶接焼け取り表面処理後の仕上がりはマイルドで、人とステンレスと環境にやさしい
(3)中性塩電解溶接焼け取り表面処理法は、酸洗法に比べて粒界腐食もなく理想的な仕上がり

2)酸性電解溶接焼け取り法

 酸性液を用いた電解液で電解溶接焼け取り表面処理する方法で、#400や鏡面材に適し、電解研磨も可能であり次のような特徴がある。

(1)酸性電解溶接焼け取り液は、焼け取り速度は、中性液よりも早い
(2)酸性電解溶接焼け取り法は、電源器(機)の電気回路(波形)を切替ることにより、【写真8】に示すように酸性電解溶接焼け取りの『ブライト仕上』とシャイン仕上げ(研磨仕上げ)が可能です。
(3)酸性電解溶接焼け取り法は、研磨力が中性液よりも強いため、溶接部周辺のムラもなく輝くような仕上がり。※【写真9】参照

 このように、使用されているステンレス素材が2B材か鏡面材か、さらにまたその程度に応じて適宜焼け取り法を選べば違和感もなく、きれいに仕上ります。

【写真8】仕上りの比較(焼け取りと研磨)

【写真9】電解法はバーナー焼け取りにも輝くような仕上り




ステンレス電解研磨 溶接焼け取り さび、汚れ取り 及び 材質の簡易判別 不動態技術
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