技術に関するQ&A
【Q15】D&F(ダル&不動態)処理とは?| “ステンレスにより耐食性(つよさ)と輝きを”をモットーに、ステンレス表面の電解研磨、溶接焼け取りやさび・汚れ取りを、従来のように劇毒物を使用することなく、環境に優しく安全無害な薬液を用いる電解方式により取り除くための新製品を開発し続ける、少数精鋭の研究開発型企業。
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【Q15】D&F(ダル&不動態)処理とは?

サンダー掛け(焼け取り)後のギラつきを消し、さらに耐食性を高めます 特許技術


【解説】
D&F処理とは、当社独自の特許技術の脱スケールプロセスです。CO2溶接や厚物などの頑固スケールの場合、従来からグラインダーなどの機械的手段で脱スケールが行われています。これによれば、他の手段よりも楽に取れますが、処理面がギラつく欠点のほかに表面の不動態化被膜を破って活性化することにより、不動態と活性態との間の電気化学的作用も加わってステンレス本来の耐食性を損なうため、溶接施行基準などにも不動態化処理を施すように規定されています。

【写真19】サンダー掛け(焼け取り)後のギラつき消し処理見本
【写真19】サンダー掛け(焼け取り)後のギラつき消し処理見本


これに対し本プロセスは、グラインダーやサンダー等を用いてスケールをブレークする一次処理に次いで、D&Fの二次処理を施すことにより、残存スケールなどを完全に取り去り、ギラつきをにぶらせるダル仕上げ(D)と、強力な不動態化処理(F)を一工程で、しかも安全にやってのける画期的な方法です。
※【写真19】参照

薄板の場合は電解処理だけでもよく、厚板の場合は専用のスケールブレーカーで焼け取り後電解処理します。