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ステンレス電解研磨 溶接焼け取り さび、汚れ取り 及び 材質の簡易判別 不動態技術

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技術に関するQ&A

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  5. 電解研磨材の耐食性が最高と考えていませんか

【Q11】 電解研磨材の耐食性が最高と考えていませんか

2013/09/19

写真1にSUS 304 2B 材の未処理、ウルトラ処理、EP処理及びEP処理材に更にウルトラ処理を施したサンプルの孔食試験結果を示します。

P19-01S.jpg



※孔食試験:塩化第二鉄10%水溶液中に常温で2時間浸漬
写真1 電解研磨処理とウルトラ不動態化処理の耐塩素孔食性改善効果比較


 SUS304 2B 材は多数の孔食が発生し、腐食量(溶解減量)も13.7mg/㎠ですが、電解液として"ピカ素#SUS S・C・C を用いて電解処理(ウルトラ不動態化処理)を施すと、途端に孔食が発生しなくなり、腐食量も 2.8mg/㎠と激減します。
 一方 SUS304 2B 材を片面5分間ずつ電解研磨して鏡面仕上げとしたサンプル(EP処理材)は、孔食試験でかなりの孔食が発生していますが、腐食量は 8mg/㎠と未処理より少なく、電解研磨により耐食性は向上すると考えて良いでしょう。ところがこの電解研磨サンプルにウルトラ不動態化処理を施すと、孔食が発生しなくなり、腐食量も 1.2mg/㎠と更に良好な耐食性を示すようになります。勿論鏡面仕上げ状態を損なうことはありません。このことから、電解研磨により耐食性は向上しますが最高ではなく、ウルトラ不動態化処理やQ12に記載のスーパー不動態化処理には及ばないことが分かります。
 Q13の写真1に、SUS304 2B 材を硝フッ酸処理(酸洗)したサンプルの孔食試験結果を示していますが、孔食の数や腐食量は未処理のサンプルより増加し、耐食性は低下します。電解研磨材も同様に酸洗により耐食性は低下し、折角の鏡面仕上げが損なわれ、酸洗材と同等の肌で台無しになってしまうことは、言うまでもありません。





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